DvorakJによる和音漢直の設定方法

○ DvorakJのインストール

ダウンロードして適当なフォルダー(どこでも良いので、自分にとってわかりやすい場所)に展開するだけです。管理者権限は不要です。
http://blechmusik.xii.jp/dvorakj/wiliki.cgi?DvorakJ%3Aチュートリアル%3A導入から削除まで#H-i57drmp1

○設定ファイルの配置

DvorakJを展開すると、userというフォルダーができるので、その中に和音漢直の設定ファイルを保存します。

http://blechmusik.xii.jp/dvorakj/wiliki.cgi?DvorakJ%3Aレファレンスマニュアル%3Aキー配列%3A直接入力用配列

○キー遅延の設定

DvorakJの設定ウィンドウ→ 「待機と遅延」

「日本語入力」の数値を好みにより設定します。

慣れないうちは、100ミリ秒以上に設定するのがおすすめです。

http://blechmusik.xii.jp/dvorakj/wiliki.cgi?DvorakJ%3Aレファレンスマニュアル%3Aキーボード%3A入力全般%3A待機と遅延

○設定ファイルの修正
・親指キーの割当て (要変更)

この設定ファイルでは
左第1親指キー …… 無変換
右第1親指キー …… 変換
左第2親指キー …… CAPS LOCK
右第2親指キー …… カナ
となっています。

これはμ Tronキーボードの都合に合わせたものですので、それ以外のキーボードでは変更が必要です。
親指で打ちやすいキーを 左右2つずつ決めて設定してください。
親指単独で押すだけでなく、他の指と同時打鍵するときでも打ちやすいキーを選びます。
変則的ですが、VやN、Mなど下段のキーを親指キーとすることも可能ですが、その場合は英字の入力方法を変更する必要があります。


設定ファイルの書き方詳細     http://blechmusik.xii.jp/dvorakj/wiliki.cgi?DvorakJ%3Aレファレンスマニュアル%3Aキー配列%3A組み合わせるキー

・IMEの設定について

IMEのオン・オフ等を次のキーバインドに割り当てています。
日本語入力オン、無変換モード …… 右第2親指キーを単独打鍵
日本語入力オフ(英数入力) ………… 左第2親指キーを単独打鍵
日本語入力オン、変換モード …… 左右の第2親指キーを同時打鍵

ただし、このキーバインドは、日本語入力ソフトウェアの設定が次のとおりになっていることが前提です。
ctrl F10 c O で 無変換モード
ctrl F10 c G で 変換モード
ctrl F10 n d で 半角モード
全角キーで全角モード

これは MS-IMEを想定していますが、 MS-IMEでも上記の設定になっていないことがあります。
また、ATOKではどうなっているのか、私にはわかりません。
お使いの日本語入力ソフトウェアの設定に合わせて 和音漢直の設定ファイルを修正してください。
また、同様に日本語入力ソフトウェアの設定に依存する箇所があります。
日本語入力中に、半角英数を入力するときのキー割り当てです。
該当箇所は設定ファイルの60行目から200行目あたりと、末尾です。

・動作確認は、Windows 7 及び DvorakJ-2014-06-07で行いました。

 

さらなるカスタマイズの方法は → カスタマイズのしかた